野球をやめたいと思ったことは、しょっちゅうです。
ですが、
挫折したことは一度もありません。
それは、【完璧にできるわけないこと】を知っているからです。
プロでも、誰も10割打ったことはありません。
「完璧になりたいな」「いつも100点とりたいな」とは思っていました。
だけど、野球では、ありえないのです。
だから、もっとうまくなりたいと、強く思う。
対戦して負ける、打ちとられる、エラーをする。ゲームに負けて落ち込む。
しょっちゅうです。
人生の中で、勝負ごとは勝つことよりも、負けることのほうが多い。
だけど、負けてばかりじゃ面白くありません。
負けたら、「次は勝つぞ!勝つためにどうするんだ」という、創意工夫がでてくるんですよね。
その繰り返しです。
競争社会である野球。ポジション争いもありますが、
私自身は、あいつには負けたくない、っていう思いはあまりなかった。
常に【もっとうまくなりたい】というところに身を置いていました。