【走塁】意外と間違いやすい走塁の基本 ベースの踏み方

石毛宏典
今回は意外と間違いやすい、走塁の基本である「ベースの踏み方」についてお伝えします。

 

走塁は、野球をする上で必ず必要になりますが、案外と走塁の事を正しく教えてくれる人は少ないのではないのでしょうか。

ベースを踏む位置や、ベースの踏み方オーバーランなど走塁にもエッセンスは詰まっています。

 

 

例えばオーバーランの下手な子供の走り方を改善すれば、2塁ベース到達の時間は1秒ほども変わるといわれていますし、

一番避けたいのは、走塁でのケガです。

 

よくあるのが、一塁への走塁時に内野手の送球がそれて一塁手が走者と交錯してしまい、お互いにケガをしてしまうということです。

かといって一塁ベース付近でゆっくり走るわけにもいきませんし、走者もセーフになるために必死です。

そういったときに、ケガをしないための走塁の仕方を覚えておけば、ケガをするリスクをかなり低くできるのです。

 

 

ベースの踏み方のポイント

  1. ベースの手前側を踏む
  2. ベースはなるべく左足で踏む
  3. ベースを抜けた後は細かくステップを踏んで止まる

 

ポイント1

ベースを踏むときは、ベースの手前側を踏む。

ベースの上を踏んでしまうと、ベースが雨でぬれている場合などに滑って転倒するリスクがあります。また、あまりベースの手前を踏みすぎても、審判からベースを踏んだかどうかが見づらいという点もあります。

そういったことから、ベースは上記画像のように、手前側を踏むのが良いです。

 

ポイント2

一塁ベースを踏むときは、左足で踏む

左足でベースを踏まないと、予期せぬプレーに対応できません。

たとえば、内野手の送球が逸れて一塁手が走者と交錯するような場合、右足でベースを踏んでいると頭から転倒するリスクがあります。

このような具合です。

左足でベースを踏んでいれば、仮に交錯しても右足をつくことができ、頭から転倒したり大きなけがを防ぐことができます。

だから一塁ベースは左足で踏む方が望ましいです。

 

ポイント3

最後は、ベースを踏んだ後に細かくステップを踏んで止まることです。

野球は何が起こるかわからないスポーツです。ギリギリで一塁ベースを越しても、送球が逸れていたり一塁手がエラーしているかもしれません。

ランナーは常に次の塁を狙っていなければなりません。一塁ベースを踏んだ後は、細かくステップを踏み、次の塁を虎視眈々と狙いましょう。

 

 

 

走塁に関する動画はYoutubeからも見られます。

 

以上です。

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