石毛さんからの指導とその後の変化を追っています

8月4日に、石毛さんにバッティングを指導をしてもらいました。

指導前と、指導の様子、そして指導後の子どもたちの様子を追っていきます。

指導後、子どもたちにどんな変化がうまれるかを、掲載していきたいと思っています。

 

 

 

 

 

まず、石毛さんの指導前のバッティングです。

 

その後、石毛さんより直接指導してもらっています。

 

石毛さんから指導してもらったポイント

 

① アドレス~バックスイングで覗き込む癖を直す

バックスイングで右ひじを上げるので正面から見ると身体が「く」の字になってしまう(覗き込んでしまう、かぶってしまう)。

右ひじが上がり、ドアスイングでバットが遠回りしてしまう

 

②ヒザ・股関節をスムーズに使うこと

③レベル(水平)にスイングすること

 

①アドレス~バックスイングで覗き込む癖がある

→アドレスを指導してもらいました。

・キャッチャーフライを打つ練習により、バックスイングで右ヒジが上がり覗き込む癖を修正

・アドレスの形を修正、(足を伸ばす、前の腕を伸ばす、腰よりも頭は出ない)

 

→水平なスイングプレーンを指導してもらいました。

・教科書を持つことで、後ろの肩が上がらないように、レベルスイングを指導

・スイング時に、かかとを上げることを指導(股関節をうまく使う)

 

→バットが遠回りしない、フィニッシュの形を指導してもらいました

・右ヒジが体から離れないよう手で段ボールを叩く練習

・フィニッシュで体が残るよう指導

 

 

②ヒザ・股関節がスムーズに使えてない

→ヒザ・股関節の使い方を指導してもらいました

・イスに手をついて、肩を固定して股関節をうまく使えるよう指導

 

 

③レベルにスイングできていない。(肩が入ってダウンスイングになっている)

・ヒザ、腰、ベルト、肩が平行にスイングするよう指導

実際に紐にひっかかると、自分がダウンスイングしていることに気づけます。

 

指導の全編動画はこちらをご覧ください。

 

 

指導から数日が経った8月19日のバッティングの様子です。

石毛さんから教わったことを中心に練習をしています。

まだバックスイングでかぶる癖が残っていますね。この日も打球は右方向ばかりに飛んでいきます。

 

9月2日。

ティーバッティング。

・前の腕が伸びるようになりましたが、まだバットが遠回りしていますね。打球も右方向です。

 

椅子に座ってみました。

イスに座ることで下半身を固定し、かぶる癖、バットの遠回りを直す狙いです。

座ったり、気を付けしたりしてスイングすると、腕だけでバットを操ることになるので気持ちのいい当たりを望んだ場合、自然とバットは肩の上から出て、遠回りしなくなります。

そして、「振ろう」とするので手首の返しもきれいになります。

 

気を付けをして練習してみました。

 こちらも椅子に座るのと同様に、下半身を固定してバットを肩の上から出し、バットの遠回りを直すのが目的です。

 

 

今度は、

  • ノーステップ
  • オープンスタンス(左足を少し開いて立つ)
  • 球がバットに当たったら右手をグリップから離してみる

「ノーステップ」

は、最初から同じ位置で振るので体が前に出ないようにするための練習です。

なぜか・・・バットのヘッドがインパクトを迎える時に一番力が入らなくてはなりません。

身体が出ると同時にバットがインパクトの位置を迎えるのではもう遅いんです。
身体が前に出て、止まって、その反動を利用してヘッドが出るはずですので、微妙なタイミングですがインパクトの瞬間では体は既に止まっているはずです。
だからヘッドが出る。=体重が打球に乗っかる。

まずは体重の移動を最小限に止め、ヘッドを出すこと=気持ちのいい当たりを先に覚えてもらいたい という狙いです。

「オープンスタンス」

最初から下半身を開いて振ると、もうそれ以上は開かない。逆に閉めようとします。

オープンスタンスで振ると始動からインパクトまでの距離がないため、振り出しを早くしようとします。かぶってる時間なんてなくなるはずです。
また、力が思い通りに入らないので下半身(股関節)を有効に使おうとします。

「 右手をグリップから離してみる」  

両腕が伸びないとグリップが返らないのでヘッドは走りません。
また、両手でグリップを強く握る子はそれだけで手首の返しがスムーズに行われなくなる場合があります。(右手が邪魔するんですね)
よって、当たった瞬間に右手を(右打者)離すと左腕が伸びたところで当てようとするし、手首の返しがスムーズになることがあります。
それを狙ったのですが、案の定、ヘッドが走って引っ張れてますよね。

後ろから見てみます。

バットは遠回りしなくなり、かぶる癖も改善されていますね!

しばらく継続して追っていきたいと思います。

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